2017.3.1
質問型マジック
質問型マジック
From:甲田博之
大阪オフィスより
私がYさんと初めて会ったのは夏の始まる頃でした。
郵便局の窓口で保険を販売するとい立場で
彼女の抱えていた課題これが少々深刻で、
前任者が来店客に強引な売り込みをしたため
来店客の客足そのものが低下した状態。
「あそこに行けば強引に保険勧められるからねぇ」
ぺんぺん草すら生えていない荒れ地のような商圏でした。
質問型営業®の体験セミナーに参加した彼女は
さほど迷うことなく営業塾を申し込みました。
その動機はというと、まだ若い奥様でしたが
「私は定年まで勤めるでしょう。
じゃあ、どうせやるなら楽しく営業活動をしたい」
人生を正面から挑む、なんとも気持ちの良い性格だ。
一つ一つスキルを学び、訓練し現場で検証して
という繰り返しで着々と技能を高めていきます。
しかし、現場の反応は冷たいものです。
営業塾には営業スキルと同時並行で内面強化の
セルフマネジメントがありますが、
その中の振り返りシート(毎日の進歩と成長を促すツール)
も熱心に取り組み毎晩写メを使って提出をしました。
定期的にくじけそうになる自分を忍耐強く前進を試みます。
そして身に着けた質問力を試みます。
上手くいったものは自分のデータとして残し
上手くいかなかったことは改善します。
そんな献身的な姿勢を貫いて半年がたちました。
市場の反応は彼女に決して好意的ではありません。
やはり、この市場は予想以上に厳しいのかな?
と私たちも思っていました。
先日、(2/25)リアライズ大阪オフィスで
「新人の質問型営業®」新刊記念セミナーがありました。
生の青木を見たことのなかった彼女も参加しました。
そのセミナー終了時に彼女はニコッと笑って報告してくれました。
今月、快挙なんです。
「今日時点で総員160人のコンテストでベスト10に入ってるんです。」
つい最近まで(失礼ながら)低空飛行を続けていたのに
「えーーーーーっ」「すごい」
その場でショートスピーチをしてもらいました。
青木が聞きます。「何が良かったの?」
質問型の質問自体が滑らかにテンポよく、とても機能したとの事でした。
もう一つ印象的だったのが、
月半ばに大きな契約がクーリングオフになった時、
同僚の人が激しく落ち込んでいるのだが
「私は、お役立ちベースで完全な提案が出来ているはず
お客様が残念な判断をしたのだから、お客様サイドの問題だ
だから私は気になりません」とYさん。
「その心臓は鉄でできてるいのか?」と同僚。
しかし、これは毎日の振り返りシートで培った賜物だ、とのことです。
そして昨日27日(このブログは28日にかいています)
Yさんからの連絡があり
「今月はひょっとしたらひょっとするかもしれません!
予定のなかった方が今日契約に来ていただいたので、
明日のアポの方と合わせると、2月1位とれるかもしれません!
びっくりです!」文章そのまま。
すごいですねぇ。営業の仕事上のマジックです。
これは偶然ではありません。
彼女が意図的に起こしたミラクルです。
どんな不遇な時も最善を意図し続けた結果です。
自分を信じてよそ見(不安や消極的、否定的な考え)せず
目標を見据えて前進したYさん。アッパレです。
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